記録的な猛暑が続いている毎日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
去る8月25日から29日まで、英国からクリストファー・バッテン先生をお招きして、東京にて
国際セミナーを開催いたしました。
これはICOの認定会員になるための第二段階の講習会(=week2)として位置づけられており、その内容も第一段階の講習会(=week1)が解剖学的な面からの講義が主であったのに対して、生理学的な面からの解説が主でありました。
今回の国際セミナーから当協会の会員だけでなく、他の協会の先生方もご参加いただけるように改めまして、全日本オステオパシー協会の先生方のご参加をいただきました。
遠方からにもかかわらず、ご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
私はこの講習会を行うにあたり、もう一度これまでの資料を再検討し、新たに資料を作り直しました。
そこで重点を置いたのが、クラシカルオステオパシーの哲学や原則を再度明らかにすることでした。
そのため、講義内容を新しくするために単にバッテン先生の講義ノートだけにとどまらず、
リトルジョンの記載した論文やワーナム先生の論文などからも追加いたしました。
それによって、クラシカル・オステオパシーの原則や我々が目指す「統合」ということが、
より具体的になったのではないかと存じます。
特に今回から通訳に中野史朗先生をお迎えいたしました。
中野先生は米国での留学の経験をお持ちの上、通訳としての訓練も受けていらっしゃいます。
ご自身も治療院を開設し、実際に手技療法を行っていらっしゃる本当の臨床家です。
そして中野先生の訳は使う用語や表現が臨床を行うものにとって非常に的確でありました。
プロの通訳の方であっても、医学的な疾患の知識や実際の臨床的な治療の経験がないと、
訳した内容にクラシカル・オステオパシーとしての深みが加わりません。
たとえば「機能障害」という言葉は、実際にはホルモンの分泌低下であったり、心拍数の減少や増加を指していることもあるわけです。
そういった点まで考慮して的確な訳をしてくださるので、聴いている側としては大変わかりやすい講習会になりました。
その上に非常にスムーズであるので、バッテン先生にもそういった良いテンポが伝わり、これまでの
講義で触れなかった細かな点まで話してくださるようになりました。
この様に今回は多くの点で大変中身の濃い講習会になりました。
中野先生にはこの場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。
そして、今後も当協会の国際セミナーの通訳として参加していただける事になりました。
誠に心強い味方を得ることができ、感謝しております。
今回の国際セミナーの内容は今後の講習会の中で随時お伝えして行きたいと存じます。
多くの先生方のご協力のお蔭をもちまして、国際セミナーを無事開催することができました。
ご参加いただいた先生方をはじめ、ご協力いただいたスタッフの先生方、誠にありがとうございました。
こころより御礼申し上げます。
当協会ではこういった国際セミナーをはじめとして、多くの機会を通じてクラシカル・オステオパシーの哲学を正しい形で日本に幅広く広めて行く所存でございます。
今後も先生方のなお一層のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
会員の先生方のご健康とますますのご活躍をお祈り申し上げます。

バッテン先生の熱い講義 終了後、スタッフと一緒に